よくあるご質問と回答 (内覧会の立会い)


■Q01-●精密レーザー測定機器(オートレーザー)●水平器●ビー玉●スケールなどを用いてチェックしますか?
■Q02-どんなところをチェックするのですか
■Q03-内覧会で欠陥を見つけてくれますか?
■Q04-他社で内覧会を終了していますが、再内覧会をそちらでお願いできますか?
■Q05-シックハウス症候群(ホルムアルデヒド等)に伴う濃度測定はお願いできますか?

Q01-●精密レーザー測定機器(オートレーザー)●水平器●ビー玉●スケールなどを用いてチェックしますか?


私達は簡単な水平器以外は使用しません。
ユーザーの皆さんにとってインスペクションの機関が増えることは大変良いことだと思います。お尋ねいただきました上記機材でのインスペクションは他のウェブサイトに紹介されたことでのトレースだと思います。

私達はウェブサイトにお知らせいたしております通り一級建築士の資格と建築家の名前等を開示し、インスペクションを行なっております。

他のウェブサイトが当方のコンテンツを模倣されることには?ですが、競争原理が働き、良い方向に理解したとしても、資格等を開示できないのは、ユーザーの皆さんへの広報としては片手落ちではあります。開示できないために機材の持ち込みにより差別化を計っているものと考えます。

私達はあえて機材の持ち込みはいたしません。私達の職務は設計・監理を主体としておりますが、どんな大きな建築の検査においても機材を使用しての検査は行いません。特にオートレーザーは施工途中に職人さんが使用する機材です。これを使用することで何をインスペクションするのかご存知でしょうか。

内覧会当日機材を搬入しセッティングに時間を要し、仮にこれを使用することで垂直・水平をミリ単位で計測することに私達はなんらメリットを見出すことができません。建築は人間が造るローテクなものです。数ミリの誤差は当然出てきます。

本体のコンクリート部分にもこの誤差はあり、その程度のものは見込んだ上で検査に入ります。私達は設計・監理を数多く経験したプロでございますので、不自然な垂直・水平は目視で判断できます。この時、態々こちらから機材を搬入しなくてもゼネコンに計測させれば、これ自体は簡単なことなのです。あえてこれを持ち込むことで双方に不必要な緊張感を作る必要もないわけです。敵対意識からは何も生まれません。

私達のインスペクションは、<施工不良><施工精度><生活上での不具合><将来への危惧>の発見を重視し、是々非々のバランス感覚と相談者のライフスタイルを含め、持ちうる技術で理論支援することだと考えます。

私達のスタンスは競うのではなく、独自の真摯な姿勢で<売りつけられるマンション>より<買ってあげるマンション>へをスローガンに皆さんのご支持がある限り大きな課題に挑みます。

Q02-内覧会でどんなところをチェックするのですか?


ここでは書ききれませんのでウェブサイトをご参照ください。
http://www.kon-arts.net/archi/page/puro.htm

■内覧会に同行いたしました建築家の結果報告:最新版
 (これが私達の内覧会インスペクションだ)
http://www.kon-arts.net/archi/page/bbs_nairan.htm


Q03-内覧会で欠陥を見つけてくれますか?


先般、2002、01/23日経新聞夕刊に<内覧会で早期発見>は非常にインパクトのある当方のコンセプトには追い風となる大変有効な記事が掲載されました。これに伴い、当方への問い合わせ・お申し込みが殺到いたしました。

しかし乍、全体としてのコンセプトは良いのですが一部の記事に紹介されました<欠陥>と言う<文字>への対応に苦慮いたしております。記事での表現には多少パフォーマンスが誇張されている部分もあります。

先般催行しました内覧会でのご指摘で

<スケールで梁や天井の高さも測らなかった>
<メーターbox内なども全くチェックされていなかった>
のご指摘がございました。

このご指摘は新聞記事をそのままトレースされたと思われ<スケールで梁や天井の高さも測らなかった>は高さ的に不備はないと判断した場合は特に報告はいたしません。異常に低い場合はパンフレット等を確認し、ゼネコンを含めて実測します。
また<メーターbox内なども全くチェックされていなかった>はメーターboxそのものは専有部ではなく共用部であり、廊下に共通するものであります。またバルコニー、ポーチは共用専用使用部であります。決して見ないというレベルではありませんが。

<欠陥>と言う記事にも問題があり、取材による取材のための単なるパフォーマンスならどなたでも可能でございます。

内覧会でのチェックの順位としては、あくまで購入された専有部でのチェックを優先し、<欠陥?>という表現ではなく<施工不良><施工精度><生活上での不具合><将来への危惧>の発見を重視します。それも許容範囲かそうでないかを含めて行ないます。

<欠陥>とは必要なものが欠けている→使えない部位→であり、表現としては不適格です。内覧会での<欠陥>とは極端な例では柱、梁の位置、寸法等で通告なく大きく変更があった場合の<不法行為>で告訴も出来る、また、契約不履行でキャンセルが出来る事を言います。当然あってはならないことですが。

また、購入時におけるユーザーの皆さんの図面の見間違い、勘違い、売主との口頭でのやり取り、契約、特約、工事途中での仕様変更等でのくい違い、トラブルでの紛争、トラブルの仲介は<内覧会への同行>での<指摘>の範疇ではございませんので予めご了解いただきます。

内覧会でのチェックは建築家によりそれぞれ日常の監理の延長を含め個性があり、スタイルも見方も違います。単に新聞記事、他ウェブサイトで誇張された部分のトレースに固執されないことをお願いいたします。

スタンスは皆さんの立場でチェックを行ないますことはお約束いたします。私達は決してマスコミで無責任におもしろおかしく放映される<欠陥Gメン>でないことをご承知置き下さい。

私達はディペロッパー・ゼネコンによる<売り手>の論理に対し、<買い手>側の論理を主張すべく業務の延長上でサイトアップいたしました。実費をいただいていること以外は同業者の中でほんの少し正義感があることです。

サポート開始後、当方からディペロッパーへご照会いただく事項には業界で限られた者しか知りえないことをお知らせいたしております。その影響はこの一年余でディペロッパーが対応に困窮するほどの影響がありました。


Q04-他社で内覧会を終了していますが、再内覧会をそちらでお願いできますか?
Q ある同様のウェブサイトで内覧会を行ってもらいました。しかしどうも建築をかじった程度の人のようで時間が長いだけで 『綺麗です』 と言う言葉の連発で肝心な修復箇所の指摘はするのですがゼネコンとのやりとりで専門的な応酬が出来ないまま終了しました。ちょとカチンときていますがこの後どうすればよいかわかりません。再内覧会に同行願えますか?。

同行は可能です。
一般の方は内覧会に対して『ものさし』を持っておられないのでウェブサイトでのみ判断されたのは仕方ないにしてもウェブサイトに広報する以上、良識をもって行うべきであり、かつ真剣に取り組まれるユーザーの方に対して大変失礼なことだと考えます。
私達は他のウェブサイトに対してとやかく批評はいたしません。ご依頼に対しまして独立自尊の精神で上品にまた、真摯に取り組むのみでございます。

お陰様で当インスペクションは知的ユーザーの方々のご支持を受けご依頼の約半数はご利用者の方のご紹介です。


Q05-シックハウス症候群(ホルムアルデヒド等)に伴う濃度測定はお願いできますか?


◆お答えいたします。(長文のため<省略><中略>箇所がございます。)

▼シックハウスについて

シックハウス症候群に伴います濃度測定は当方では行っておりません。

理由:
【1】
「内覧会」の定義とは・・・<省略>・・・。

【2】
原則論として・・<中略>・・・これにより特定測定物質の濃度測定を行う意義は契約段階まで遡る必要性があります。

しかしながら行政よりホルムアルデヒドの安全濃度基準が出されている限りは、たとえ契約書に室内ホルムアルデヒド濃度規定が謳われていなくても、売主サイドは厳守すべき事項です。

これ等を踏まえますと単に「内覧会」で購入者が濃度測定を行うことには繋がりません。

【3】
<省略>

【4】
目安として簡易測定器も市販されてはいますがやはり「簡易」であり精度に問題があります。事例として3台の異なるメーカーで同時に測定を行いましても、又測定5分後に行った濃度にも異なる結果が出ているようです。「内覧会」当日に換気をされた状態での測定結果も推測の範疇で意義を見出せないものです。(簡単に言いますと簡易測定器では殆どが基準をクリアします)

【5】
「シックハウス症候群」は、・・・<中略>・・・、別記の「その他の化学物質」は、現段階において住宅建設では避けられないものであることから安易に安全宣言は行えません。

仮にホルムアルデヒドの簡易測定が信頼に値するもので、良好な測定結果が出たとしても、他の化学物質でも「シックハウス症候群」を発症するという事実がある限りは、簡易測定によるホルムアルデヒドのみの結果で誤った安心感を持ってしまうことこそ危険なのです。

【6】
<省略>

----------------------------------------------------------------------
問題となる化学物質は「ホルムアルデヒド」が多く報道されておりますがその他には下記のように複数の化学物質があります。

■シックハウス症候群に関連する化学物質
ホルムアルデヒド
トルエン
キシレン
パラジクロロベンゼン
エチルベンゼン
スチレン
クロルピリホス
フタル酸ジ-n-ブチル
テトラデカン
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアジノン
----------------------------
新たに指針値を策定した物質
アセトアルデヒド
フェノブカルブ
----------------------------
継続して検討が必要な物質
ノナナール
C8-C16脂肪族飽和炭化水素
C8-C12脂肪族飽和アルデヒド
(平成14年1月22日 現在)
----------------------------
これらが建築材の防腐材や防かび材、抗菌剤、塩ビの壁紙に入ってる可塑剤等に入っていますが、現段階のマンション建設においては、全くと言っていいほど対応されていません。

私達は購入前に使用される建材等の仕様の確認をお薦めしておりますが、現実問題として一般論的にホルムアルデヒドのみの確認しか出来ないのが現状です。アレルギー体質などで、特別な配慮をお求めになりたい場合は、個別に売主サイドに御相談され、改正建築基準法でも規定されなかった細かい部位に関する配慮(ハバキの接着剤など)を要求する必要があります。

また、現時点にありましても購入者の立場としてお気になる点は売主・ゼネコンに説明を求めることは充分必要かと思いますし、売主を通じて公的検査機関への調査依頼も可能です。(個人でも可能)

これを<内覧会>のみですべて解決することはできませんので首記の通り当方では濃度測定は行わない方針といたしております。

----------------------------------------------------------------------
ご参考までに:
◆個人の目安として測定される場合に最近では「ホルムアルデヒドテストストリップ」が販売されていますのでご紹介します。(当方では「情報」としてのお知らせはいたしますが製品を推薦、又は保証するものではありません。)

■関東化学株式会社 試薬事業本部
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目11番5号マルサンビル
TEL 03-3663-7631 FAX 03-3667-8277
http://www.kanto.co.jp/siyaku/hcho/index.htm
各支店
http://www.kanto.co.jp/who/net.htm

「ホルムアルデヒドテストストリップ」
10枚¥2000-
35枚¥5000-

--------------------------------------------------------------
●国土交通省 改正建築基準法に基づくシックハウス対策コーナー
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/sick.html
●厚生労働省生活衛生局 シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会
http://www1.mhlw.go.jp/shingi/seikatu.html#sickhouse


>>情報・記事・データの全部又は一部を無断で転写、転載、複製することを禁じます。

Copyright:(C)2000 住まいを考える建築家ネットワーク.All Rights Reserved.