マンション購入前の豆知識、マンションチェック、内覧会注意事項
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マンション購入レスキュー隊
■ なぜ、水漏れが起きるのか     【序文】
マンション購入前に知っておきたい豆知識-マンションチェック

・そこに継手があるからです。
これは極論ですが、マンションは全体・共用部・専有部から構成されますが、ここでは専有部(住戸内)からの水漏れを中心に進めます。

マンション住戸内の設備配管は床下・天井・パイプスペース・間仕切り・ふかし壁の中にあるため殆んどが見えません。建築設備の歴史はマンションに限らず、良くはないのですがいかに上手く隠せるかの技術でもあります。


・建築設計・施工(工事)は意匠・構造・設備に大別され、人間に例えると意匠は皮膚からはじまる身体全体の構成、構造は骨組、設備は血液・神経系となり、それぞれに専門家がおり、技術の進歩がありました。ただ設計・工事においては工事費の配分比率の順序もあるのですが意匠が見える部分で必然的に主導権をとり構造・設備は見えない部分にあるため意匠に原則、付帯することが習慣?となり、意匠先行&優先の順序が成立しています。

・これに伴い、それぞれの部分でぎりぎりまで収める寸法を設計の段階で決定してしまいます。意匠設計では凹凸なくすっきり収めたい主張を、構造は計算を、設備は機能を主張する。ここでの構造は大事な骨格を形成するため、また、耐震基準(建築基準法)に準拠するため表裏一体の計画を余儀なくされる。大変なのは設備で人命に影響しないとの理由からか、収まりのしわ寄せが来ます。

・設計の段階では実物の1/50、1/100.etcで計画されます。今はコンピューターとソフトの発達によりかなりの部分で意匠・構造・設備の融合された姿を見ることができますが、人間の手による建築現場ではこれをもとに実寸でプロの職人集団により施工されることから設計の段階で見えないさまざまな問題が発生します。この中に水漏れが含まれるのです。

・ただし、建築のすべてが上記で取り上げる問題があるという意味ではありません。病院、ホテル、事務所ビル 等、容積に比較的余裕のあるもの、または必要機能を発揮しなければ意味のない建築では計画通りに造られるものもありますので、同業者の名誉のためにもフォローしておきます。