・画像@Aで床のコンクリート上にグレーに見える排水管を先行配管し、配管終了後、床の工事が始まります。
ユニットバスでは予め工場で部分的に排水管を取り付けてきたものと先行配管とを接続し、洗面化粧台では床が仕上がった段階で床上の排水トラップ配管とを接続しします。その他便器、洗濯機パン、流し台も同様に先行配管と接続します。
・ここでの水漏れはユニットバス(以降UB)と洗面化粧台の排水を取り上げます。UBでは前記しました先行配管とUBに付属の配管との接続を行うのですが、排水の勾配を考慮しながらの先行配管との接続はUBの排水の位置を正確に出す必要があります。俗に芯だしとも言いますが、雑然とした現場でのミリ単位の採寸は大変で、これを間違うとビニール管(地域によっては鋼管)といえども簡単にはずらせません。
・これによりUBを先行設置したり、先行排水配管に逃げをつくる等の工夫をしますが、ぴったり合わせるには職人技が必要です。勾配が合わない、寸法が合わない、だから合わせようと無理をするため逆勾配になったり、継手が増えたりするために水漏れの原因にもなります。
・洗面化粧台では、先行配管が画像のすぐ下まで配管されてます。口径は40or50ミリの先行配管に画像のビニールトラップ配管が30ミリのため上から差し込む形になります。当然口径が違うために隙間ができ、これから匂いが逆流しないために防臭栓とか防臭蓋と呼ばれる(画像で下の方に少しふくらんだ部分が見えると思いますが)ものを取り付け隙間を埋めます。
・この方法には問題はないのですが、先行配管の立ち上がり高さと防臭栓が上手く合わない現象が多く現場で見られます。これにより隙間が埋まっていない状態で匂いが逆流したり、洗面器に貯めた水を瞬間に流したときこの隙間から溢れる事故が起こるのです。
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