 |
洗濯排水の恐怖 |
|
・住まいでは毎日洗濯が行われています。洗濯排水には多量の洗剤が含まれており、日中の午前中の大半はこの排水です。理解の範囲ですが、洗剤を洗面器に入れて勢いよくかき混ぜるとシャボンが立ちます。続けるとドンドン泡が膨らんでくる現象が排水立管に発生し、これが最大の恐怖になってくるのです。
・@では通気の必要性を書きましたが、折角つくった通気の通るスペースにこの泡が侵入しそれを塞いでしまうのです。
・また排水立管から落下した排水は最下階で90度曲がり、排水の流れが排水横主管に変わるとき流水速度がかわり管閉塞を起こしやすくなります。言い換えれば上階からの排水に急ブレーキをかける状態になるわけです。
・管内圧力バランスのくずれと急ブレーキにより最下階から上階1、2階あたりの空気の逃げ道=各室内の排水器具の近いところに逆流してしまう現象が起きるのです。一度逆流現象が発生すると自然には治らない厄介なものです。
|
 |
設計での改善 |
|
 |
改善策として最下階住居の排水を単独排水とし、排水曲がり継手を大曲り曲管(画像:左)とし、排水横主管を150ミリ(画像:右)とし空気の逃げ道を上階より排水横主管側へと誘導している。しかしこの画像のように最下階下部に余裕のあるマンションは少なく、配管スペースにも余裕がないとき、この処置ができないところでは逆流現象が発生している。
|
 |
・新築マンションでのモデルルームではこのあたりはほとんどわからないので専門家の同行をお勧めしたい。 |
|
|